2017.7.16 ヒグチアイ「猛暑です e.p」発売記念イベント "猛暑地ツアー" ~インストア編~@梅田 NU茶屋町
2017.7.16
ヒグチアイ「猛暑です e.p」発売記念イベント "猛暑地ツアー" ~インストア編~@タワーレコード NU茶屋町店
彼女の最新ミニアルバム『猛暑ですe.p』リリースに合わせたインストトアライブツアーを観に行ってきました。
新譜タイトルチューンの『猛暑です』からライブはスタート。
弾き語りだけでなく、 打ち込みとの同期が用いられ、リズミカルな楽曲そのものの持ち味が活きていて。インストアライブでありながらもライブハウスにいるような感覚をつくりだしてくれました。
というのも
「私、なんだか実際に鳴ってない音を出すのがズルい気がして打ち込みの同期はちょっと…って今までは思ったりもしてたけどインストアライブ初めての試みというわけで今日は用意してきました!」というようなエピソードもありきでね。
(この時点ですでに心はだいぶ引き寄せられていました)
そして
この日のハイライトはなんと言っても私の中で『ラジオ体操』という楽曲に出会えた事です。
実はこのインストアライブに行くまではあえて新譜の予習は全くしないで参加していたのです。(全く楽曲の事前情報を知らない真っさらな状態で楽曲の世界を感じたくて最近、スタンスでいることが多い)
なので、「次はラジオ体操という楽曲を」とタイトルを紹介された時の私のイメージはまるで緩いポップソング色が強くて。
結果、そのイメージを良い意味で180度裏切ってくれる、泣き歌だったのです。
弱音を素直に吐くのは歳を重ねれば重ねる程、難しいけれど、たまには誰かに
「よく頑張りました」って褒めてもらいたい。
大それたことを成し遂げれば、それはそれは120点くらいもらえるけど、
毎日何かに直向きに向き合って日々を積み重ねている、それだけであなたは充分100点なんじゃないですか。
そう、大事なのはラジオ体操みたいに
毎日の基礎の積み重ねなんですよね、きっと。
まるでヒグチアイさんが私たちリスナーを応援し、歌を通して一言一言大事に語りかけてくれているようで、気付いたらその世界に入り込んでいて泣いてました私。
そういえば、初めて彼女の歌を聞いた
時も私は泣いていたなぁと思いながら代表曲の『ココロジェリーフィッシュ』に胸を高鳴らせて。
ラストは新譜から、彼女の新境地も垣間見えるポップさ満点の『夏のまぼろし』
がオーディエンスの前のめり気味な手拍子に包まれてライブは終了しました。
やっぱり彼女の歌は心をストンと休ませてくれる優しさに満ちている。
7月29日(土)には、あの!!!
FUJI ROCK FESTIVAL '17 に出演決定だそうです!!!
観に行かれる方!
ヒグチアイさんをぜひともお勧めします!